障害者雇用の業務切り出し

規程改定履歴|品質管理・コンプライアンス事務から在宅に切り出す

規程改定履歴は、品質管理・コンプライアンス事務にある作業です。動きとしては「記録する」にあたり、 扱う情報の機密度はです。この作業がいまどう回っているか、 在宅の1人に切り出すと何が変わるかを、2つの場面で書きました。

この作業がいま止まっている場面

品質管理・コンプライアンス事務|改定が重なる時期の規程改定履歴を、在宅の1人が引き取る

品質管理の担当者は、社内規程が改定されるたびに、いつ・どこが変わったかを履歴として記録する作業を、規程の確認業務の合間に行っています。改定が重なる時期は記録する件数が増え、確認業務に追われて履歴の記録が後回しになることがあります。記録が抜けると、あとから過去の改定の経緯を確認したいときにたどれず、確認の手間が増えてしまいます。担当者としても規程の確認という判断業務を優先したいところですが、履歴の記録にも一定の時間を取られています。規程改定履歴の記録だけを在宅の1人に切り出すと、品質管理の担当者は規程の確認業務に集中でき、改定の経緯もあとから確認しやすい状態に整っていきます。扱う内容は社内規程の改定内容が中心のため機密度は低く、最初の1件として任せやすい業務です。

品質管理・コンプライアンス事務|複数規程分の改定履歴を、在宅の1人が引き取る

複数の規程を担当している品質管理の担当者は、規程ごとに改定のタイミングが違う中で履歴を記録しており、規程の数が多い分だけ記録する作業も重くなります。確認業務と重なると記録が後回しになり、改定してから時間が経ってから履歴を書き足すこともあります。履歴が抜けると、監査で改定の経緯を求められたときにすぐ答えられず、確認に時間がかかってしまいます。規程が増えるほど、履歴を記録する作業そのものが重くなっていきます。規程改定履歴の記録をまとめて在宅の1人に任せると、品質管理の担当者は規程の確認業務に専念でき、履歴も規程をまたいで整理された状態で保たれます。扱う内容は社内規程の改定内容が中心のため機密度は低く、切り出しの入り口として試しやすい業務です。

渡すときに決めておくこと

規程改定履歴が扱う情報の機密度はです。 社外の目に触れても困りにくい情報なので、在宅で最初に渡す1件として検討しやすい作業にあたります。 決めておくことは、どのファイルまで見てよいかの範囲と、終わったことをどこに書いて知らせるかの2つです。

この作業に要るスキルと、訓練で教えているか

規程改定履歴に要るスキルは、当サイトではまだ整理できていません。 作業名から機械で拾える言葉が無かったためです。❓必要スキルが決まっていない(作業名から拾えない)。

この作業に要るスキルが決まっていないのは、規程改定履歴という名前が 会社によって指す中身が違うからです。渡す前に、実際にどの画面を開いて何を打つのかを一度書き出してください。 書き出した動きが、そのまま必要なスキルになります。

同じ品質管理・コンプライアンス事務の他の作業では、次の7つのスキルが要ると整理できています。 規程改定履歴を渡す相手を探すときの手がかりになります。

在宅の求人では、この作業がどう呼ばれているか

在宅の求人サイト7件の職種カテゴリと照らすと、規程改定履歴は 「部署名が1/7サイトの職種カテゴリに一致(作業名は一致なし)」という結果でした。 求人サイトは職種の単位で分類しているため、作業の単位ではそのままの名前が出てこないことがあります。 求人の職種名で探しても見つからない作業が、社内にはあるということです。

同じ品質管理・コンプライアンス事務にある、ほかの作業

品質管理・コンプライアンス事務には、このほかに9件の作業を並べました。 1件だけを切り出すより、近い作業をまとめて渡すほうが、渡す側の説明が1回で済みます。

作業動詞機密度訓練にあるか
チェックリスト回収受け取る・照合する ⭕スキルが訓練に有る=1/7事業所(うち在宅可と明記 0事業所)
点検結果の入力入力する・照合する ⭕スキルが訓練に有る=3/7事業所(うち在宅可と明記 1事業所)
不備・未提出一覧照合する ⭕スキルが訓練に有る=2/7事業所(うち在宅可と明記 1事業所)
マニュアルの版管理整える ❓必要スキルが決まっていない(作業名から拾えない)
研修受講記録記録する ⛔要るスキルが7事業所の訓練メニューに無い
許認可・資格の更新期限整える・期限を管理する ⭕スキルが訓練に有る=2/7事業所(うち在宅可と明記 2事業所)
事故・クレーム情報の分類分類する ❓必要スキルが決まっていない(作業名から拾えない)
監査資料の整理整える ⭕スキルが訓練に有る=3/7事業所(うち在宅可と明記 1事業所)
証跡の保存整える ⭕スキルが訓練に有る=3/7事業所(うち在宅可と明記 2事業所)

品質管理・コンプライアンス事務の10件をすべて見る

部署は違うが、同じ動きの作業

規程改定履歴の動きは「記録する」です。 同じ動きの作業は、部署をまたいで23件ありました。 在宅の1人にまとめて渡すとき、部署ではなく動きでそろえると、覚えることが1つで済みます。

作業部署機密度
議事録・文字起こし全部署共通
履歴書のファイル整理採用事務
面接記録の入力採用事務
有給休暇台帳労務・勤怠事務
入退社情報労務・勤怠事務
PC・備品台帳情報システム事務
ライセンス台帳情報システム事務
機器の貸出返却記録情報システム事務
研修受講記録品質管理・コンプライアンス事務
議事録経営管理・会議運営補助
研修履歴更新研修・教育運営事務
情報源URLの記録調査・情報収集事務
決定事項の一覧化経営管理・会議運営補助
備品の貸出返却の記録人事・総務事務
商談記録の入力営業事務
納期の確認と記録購買・発注事務
発注履歴の集計購買・発注事務
契約書の台帳更新文書・契約管理
押印申請の受付と記録文書・契約管理
対応履歴の入力顧客対応事務
折り返し依頼の記録顧客対応事務
議事録の作成秘書・調整サポート
送付物の手配記録秘書・調整サポート

公的な相談先(無料)

このサイトは一覧を並べるだけで、制度の可否は判断しません。実際に進めるときは、下の公的な窓口で確認してください。いずれも事業主が無料で使えます。

窓口対象費用申込の形
障害者のテレワーク雇用に関する無料相談窓口(厚生労働省の委託事業)
twp.mhlw.go.jp
全国の採用担当者無料申込フォームまたは電話。相談は対面またはオンライン。最大5回のオーダーメイド支援
高齢・障害・求職者雇用支援機構(JEED)
jeed.go.jp
事業主全般無料の資料・相談あり地域障害者職業センターに相談。事例集や「はじめての障害者雇用」の資料を公開
ハローワーク事業主全般無料窓口で求人の相談。障害のある方のための求人の区分がある
JEEDは職務をつくる方法を3つのモデルで整理しています=切り出し・再構成モデル(職場にある定型反復的な作業を探し出し、切り出して再構成する)、積み上げモデル(限定的な職務から始めて領域を広げる)、特化モデル(得意領域に特化する)。このサイトの一覧は1つめのモデルの材料です。